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旧太田市 平成14年 9月定例会−09月26日-04号

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  1. 太田市議会 2002-09-26
    旧太田市 平成14年 9月定例会−09月26日-04号


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    旧太田市 平成14年 9月定例会−09月26日-04号旧太田市 平成14年 9月定例会        平成14年9月太田市議会定例会会議録(第4日) 平成14年9月26日(木曜日) 1 出席議員 27名         1番  荒 井 昭 男         2番  井 野 文 人         3番  市 川 隆 康         4番  山 田 隆 史         5番  鈴 木 信 昭         6番  深 澤 直 久         7番  荻 原 一 雄         8番  小 林 人 志         9番  竹 内 和 代        10番  高 橋 美 博        11番  石 川   宏        12番  伊 藤   薫        13番  半 田   栄        14番  白 石 さと子        15番  斉 藤 幸 拓        16番  武 藤   泰        18番  岡 島 喜 男        19番  尾 内 謙 一        20番  濱 田 光 雄        21番  小 林 耕 作        22番  中 島 貞 夫        23番  野 村 忠次郎        24番  茂 木 義 市        25番  上 村 信 行        26番  佐 藤 孝 夫        27番  長谷井   稔        28番  川 岸 富 男
    1 説明のため出席した者    市長       清 水 聖 義    収入役      戸 塚 清 治    教育長      正 田 喜 久    水道事業管理者  武 蔵 一 雄    企画部長     清 水 計 男    総務部長     高 橋 正 孝    市民生活部長   野 口 政 嘉    健康福祉部長   新 井 正 彦    産業環境部長   宮 本 富太郎    都市づくり部長  木 村 一 忠    土地開発部長   森   英 智    行政事業部長   石 原 康 男    水道局長     寺 田 武 夫    教育部長     船 山 佳 之    監査委員事務局長 松 本   章    企画担当     岡 島 幸 雄    総務担当     竹 吉   弘    総務課長     塚 越 敏 行 1 事務局職員出席者    事務局長     早 川 充 彦    議会総務課長   塚 越   隆    管理係長     安 藤 信 行    議会総務課長補佐 荒 木 建 夫    議会総務課主任  中 島 孝 之           議 事 日 程(第4号)                                平成14年9月26日午後1時開議                                太田市議会議長  石 川   宏 第 1 議案第63号 太田市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正─────────────┐            について                       (総企委審査報告)│     議案第64号 太田市公告式条例の一部改正について───────────────────┘ 第 2 議案第65号 太田市住民基本台帳に係る個人情報の保護に関する─────────────┐            条例の制定について                           │     議案第66号 BUSターミナルおおたの設置及び管理に関する条             │            例の制定について                            │     議案第67号 太田市ふれあいセンターの設置及び管理に関する条             │            例の一部改正について                          │     議案第68号 太田市公民館使用条例の一部改正について        (厚文委審査報告)│     議案第69号 高山彦九郎記念館の設置及び管理に関する条例の一             │            部改正について                             │     議案第74号 太田市国民健康保険税条例の一部改正について               │     議案第75号 太田市福祉医療費支給に関する条例の一部改正につ             │            いて──────────────────────────────────┘ 第 3 議案第71号 財産の取得について──────────────────(厚文委審査報告) 第 4 議案第70号 太田市ふれあい農園の設置及び管理に関する条例の            制定について─────────────────────(産環委審査報告) 第 5 議案第52号 平成13年度太田市歳入歳出決算認定について───────────────┐     議案第53号 平成13年度太田市水道事業会計決算認定につい             │            て                        (決算特別委審査報告)│     議案第54号 平成13年度太田市下水道事業等会計決算認定に             │            ついて─────────────────────────────────┘ 第 6 議案第55号 平成14年度太田市一般会計補正予算(第1号)     議案第56号 平成14年度太田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)     議案第57号 平成14年度太田市競輪特別会計補正予算(第1号)     議案第58号 平成14年度太田市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第1号)     議案第59号 平成14年度太田市八王子山墓園特別会計補正予算(第1号)     議案第60号 平成14年度太田市介護保険特別会計補正予算(第1号)     議案第61号 平成14年度太田市水道事業会計補正予算(第1号)     議案第62号 平成14年度太田市下水道事業等会計補正予算(第1号) 第 7 請願第32号 義務教育費国庫負担制度現行水準の維持に関する            意見書の提出について─────────────────(厚文委審査報告) 第 8 議会議案第 8号 太田市議会議員定数条例の制定について 第 9 議会議案第 9号 地方税源の充実確保に関する意見書 第10 議会議案第10号 義務教育費国庫負担制度現行水準の維持に関する意見書 第11 閉会中継続審査の件 第12 特別委員会継続調査の件 第13 特定事件の閉会中継続調査の付託           本日の会議に付した事件 議事日程に同じ      ◎ 開     議                                      午後1時開議 ○議長(石川宏) これより本日の会議を開きます。      ◎ 諸 般 報 告 ○議長(石川宏) 議事に入る前に、事務局長より諸般の報告をいたさせます。 ◎事務局長(早川充彦) ご報告申し上げます。  監査委員からの報告でございますが、本定例会開会後、議長宛に報告がございましたのは、7月分の例月出納検査結果報告でございます。以上のことにつきましては、その際、写しを配布してございますので、ご了承いただきたいと思います。 ○議長(石川宏) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配布申し上げたとおりであります。その順序により会議を進めたいと思いますので、ご了承願います。  日程に入ります。      ◎ 委 員 長 報 告                 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第102条の規定により報告します。  平成14年9月10日                              総務企画常任委員長  濱 田 光 雄 太田市議会議長   石 川   宏  様                        記 ┌──────┬────────────────────────────────┬─────┐ │ 事件の番号 │        件              名        │議決の結果│ ├──────┼────────────────────────────────┼─────┤ │議案第63号│太田市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について     │ 原案可決 │ ├──────┼────────────────────────────────┼─────┤ │議案第64号│太田公告式条例の一部改正について               │ 原案可決 │ └──────┴────────────────────────────────┴─────┘ ○議長(石川宏) 日程第1、議案第63号及び第64号の両案を一括議題といたします。  両案は、総務企画委員会に付託いたしたものであります。  審査報告書の朗読を省略し、直ちに濱田光雄委員長から報告を求めます。 ◎総務企画常任委員長(濱田光雄) ご指名によりまして、総務企画委員長報告を申し上げます。  去る6日の本会議において本委員会に付託された議案第63号及び第64号の2議案につきまして、審査の経過と結果のご報告を申し上げます。
     本委員会は、10日、委員と執行者の出席のもとに委員会を開催いたしました。各議案の内容並びにその提案理由につきましては、3日の本会議において説明を受けましたが、委員会で改めて詳細な説明を受け、慎重に審査を行ったものであります。  最初に、議案第63号 太田市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてご報告申し上げます。本案は、条例第16条の規定による勤務1時間当たりの給料額、いわゆる「時間単価」の算出方法を改正し、本年10月1日から施行しようとするものであります。執行者の説明によりますと、時間単価は給料月額に12を乗じた額を年間の所定労働時間で除して求めることとされておりますが、この所定労働時間について、労働基準法が適用されない国家公務員に準じ、休日及び年末年始を含めて計算していたものを、労働基準法における厚生労働省の現在の見解や県及び県内他市の動向を考慮し、所定労働時間を計算する場合、休日及び年末年始を差し引くこととし、結果として時間単価を引き上げる改正であるとのことであります。  委員からの主な質疑を申し上げます。まず、改正後実際的に時間単価はどのくらい引き上げられることになるのかとの質疑に対しては、平均で1時間当たり165円程度の引き上げになるとのことであります。また、時間外勤務手当の支給実態を確認しておきたいとの質疑に対しては、平日における時間外勤務においてはその勤務時間に応じた手当を支給しており、休日等における時間外勤務においては振りかえ休日を取得するよう対応しているとのことでありました。質疑の後、採決を行った結果、委員全員の賛成により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第64号 太田市公告式条例の一部改正についてご報告申し上げます。本案は、太田市韮川ふれあいセンターの新設に伴い、韮川地区行政センターが移転することから、掲示場の所在地を新設地に変更する必要が生じたため、所要の改正を行い、本年11月1日から施行しようとするものであります。本案に関しては、委員からの質疑は特になく、採決を行った結果、委員全員の賛成により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、本委員会に付託されました2議案につきましてご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(石川宏) これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(石川宏) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 討 論(終局) ○議長(石川宏) 議事の都合により、討論、採決を分けて行います。  最初に、議案第63号の討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(石川宏) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(石川宏) これより採決いたします。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(石川宏) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。      ◎ 討 論(終局) ○議長(石川宏) 次に、議案第64号の討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(石川宏) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(石川宏) これより採決いたします。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(石川宏) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。      ◎ 委 員 長 報 告                 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第102条の規定により報告します。  平成14年9月10日                              厚生文教常任委員長  尾 内 謙 一 太田市議会議長   石 川   宏  様                        記 ┌──────┬────────────────────────────────┬─────┐ │ 事件の番号 │        件              名        │議決の結果│ ├──────┼────────────────────────────────┼─────┤ │議案第65号│太田住民基本台帳に係る個人情報の保護に関する条例の制定について│ 原案可決 │ ├──────┼────────────────────────────────┼─────┤ │議案第66号│BUSターミナルおおたの設置及び管理に関する条例の制定について │ 原案可決 │ ├──────┼────────────────────────────────┼─────┤ │議案第67号│太田市ふれあいセンターの設置及び管理に関する条例の一部改正につい│ 原案可決 │ │      │て                               │     │ ├──────┼────────────────────────────────┼─────┤ │議案第68号│太田公民館使用条例の一部改正について             │ 原案可決 │ ├──────┼────────────────────────────────┼─────┤ │議案第69号│高山彦九郎記念館の設置及び管理に関する条例の一部改正について  │ 原案可決 │ ├──────┼────────────────────────────────┼─────┤ │議案第74号│太田国民健康保険税条例の一部改正について           │ 原案可決 │ ├──────┼────────────────────────────────┼─────┤ │議案第75号│太田福祉医療費支給に関する条例の一部改正について       │ 原案可決 │ └──────┴────────────────────────────────┴─────┘ ○議長(石川宏) 次に、日程第2、議案第65号から第69号まで、第74号及び第75号の7案を一括議題といたします。  7案は厚生文教委員会に付託いたしたものであります。  審査報告書の朗読を省略し、直ちに尾内謙一委員長から報告を求めます。 ◎厚生文教常任委員長(尾内謙一) ご指名によりまして、厚生文教委員長報告を申し上げます。  去る9月6日に本委員会に付託されました7議案につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げます。本委員会は9月10日に委員全員及び執行者出席のもとに委員会を開催いたしました。  初めに、議案第65号 太田市住民基本台帳に係る個人情報の保護に関する条例の制定についてご報告を申し上げます。本案は、平成14年8月5日から施行された住民基本台帳ネットワークシステムに対して、太田市民住民票記載事項の保護と漏えいの防止及び不適正利用の禁止を図るため、新たに条例を制定するものです。  委員からの主な質疑を申し上げますと、違反行為をした者に対する罰則が過料の5万円とは軽過ぎるのではないかとの質疑に対しましては、地方自治法の規定で5万円が最高限度額であり、他の違反者に対しても住民基本台帳法において最高で100万円以下の罰金または2年以下の懲役等の罰則規定があるとのことでありました。また、セキュリティーや緊急時の体制についての質疑に対しましては、条例とは別にセキュリティー運用管理規定を設け、個人情報の漏えいを防ぐ運用及びセキュリティー会議の対応協議について定めるとともに、緊急時の対応計画書によって、ハッカーが侵入した際には住基ネットの切断も可能になっている。さらに、既存の住民情報住基ネットのサーバー間にはファイアーウォールを設けて侵入者を防ぐなどの安全策を講じているとのことでありました。そのほか個人情報保護審査会の構成についてなどの質疑がありました。採決の結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第66号 BUSターミナルおおたの設置及び管理に関する条例の制定についてご報告を申し上げます。本案は、公共バスの支援及び広域交通機関との連携強化を推進し、効率的な交通体系を確立するため、新たに条例を制定するものです。  委員からの主な質疑を申し上げますと、例えば町内会等でバスを利用する場合でもロータリーの使用料は無料になるのかという質疑に対しましては、バスについてはロータリーの使用なので無料であるが、マイカーの駐車については、1時間を超えた場合は有料であるとのことでありました。採決の結果、賛成全員によって本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第67号 太田市ふれあいセンターの設置及び管理に関する条例の一部改正についてご報告を申し上げます。本案は、韮川地区行政センターの移転、入居に伴い条例の一部を改正するものです。  委員からの主な質疑を申し上げますと、陶芸窯の使用料は後払いということだが、料金はどのようになっているのかとの質疑に対しましては、電気窯とプロパンガスの窯に対して、それぞれ電気、プロパンガス基本料金と消費税については市で負担し、使用者からは使用しただけの料金の徴収を考えているとのことでありました。採決の結果、賛成全員によって本案は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第68号 太田市公民館使用条例の一部改正についてご報告を申し上げます。本案は、太田市韮川ふれあいセンターの完成により韮川公民館が無人化となることに伴い、火気等の安全性を考え、料理実習室加熱調理器具等を使用しない工作室とするため、条例の一部を改正するものです。委員からは特に質疑もなく、採決の結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第69号 高山彦九郎記念館の設置及び管理に関する条例の一部改正についてご報告を申し上げます。本案は、高山彦九郎記念館管理運営に関する事項を協議する高山彦九郎記念館運営委員会を新たに設置するものです。  委員からの主な質疑を申し上げますと、今後高山彦九郎の功績をどう生かしていくのかとの質疑に対しましては、高山彦九郎記念館は特定の人物記念館であり、一度見学すると再び見学したいという関心が低く、入場者は減少している状況である。この状況を打破するために新たな施策として運営委員会を設置して、顕彰のあり方や、現在常設展ということでふくそうした展示方法の改善と企画について、第三者の意見を入れながら協議をしていただき、多くの方に活用していただけるよう考えているとのことでありました。採決の結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第74号 太田市国民健康保険税条例の一部改正についてご報告を申し上げます。本案は、健康保険法等の一部を改正する法律の施行に合わせて、地方税法が国民保険税の算定に係る所得控除額を見直し、住民税等課税ベースとの整合性を図ることなどを目的として改正することに伴い、条例の一部を改正するものです。委員からは特に質疑もなく、採決の結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第75号 太田市福祉医療費支給に関する条例の一部改正についてご報告を申し上げます。本案は健康保険法等の一部を改正する法律が施行されることなどに伴い、規定及び用語等の整理を図るため条例の一部を改正するものです。  委員からの主な質疑を申し上げますと、支給の際に控除されるべき高額医療費分等が控除されずに支給された場合の返還については、支給を受けた者からの届けによるとなっていることについて、内容把握の点で懸念はないのかとの質疑に対しましては、国民健康保険及び老人医療については担当課で把握ができるが、社会保険については把握ができない状況であり、広くPRをして届け出をしていただくよう十分な周知を図っていきたいとのことでありました。採決の結果、賛成全員によって本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、本委員会に付託されました7議案につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同いただきますようお願い申し上げまして委員長報告といたします。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(石川宏) これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(石川宏) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 討     論 ○議長(石川宏) 議事の都合により、討論、採決を分けて行います。  最初に、議案第65号の討論に入ります。
     討論の通告がありますので、発言を許します。  2番井野文人議員。 ◆2番(井野文人) 日本共産党の井野です。通告に従い議案第65号 太田市住民基本台帳に係る個人情報の保護に関する条例の制定について幾つかの要望を申し添えた賛成討論を行いたいと思います。  私は、今年の3月の議会で、3年前に改正されました住民基本台帳法に基づく8月5日稼動の住基ネットに関連して、プライバシー保護の立場から東京都杉並区の例を出して、本市における個人情報保護条例の整備を提言いたしました。また、6月議会においては、国会での個人情報保護法の中身が、現行憲法の言論、出版や表現の自由を侵す可能性のあるメディア規制の法案であり、多くの学者や文化人、あるいは野党がこぞって反対している状況も指摘し、前提条件である個人情報保護法が未成立の条件のもとで8月5日の住基ネット稼働日を迎えた場合の対応とともに、改めて本市における個人情報保護条例の整備を求めてまいりました。その後、国会の会期末ぎりぎりの7月25日の本市のホームページにおいて、個人情報保護法の未成立、継続審議という状況を踏まえ、独自の個人情報保護条例を9月議会に提案する旨の市長の態度表明がありました。このような経過を経て本議会に条例案が提案されたわけであります。  他の自治体の動向などを調べてみますと、ほとんどの自治体が従来の情報公開条例とセットでつくられた個人情報保護条例に追記をする形、または関係者の服務規程に当たる要綱の改定などで住基ネットに対応しようとする自治体が多い中で、住民基本台帳法にかかわる独自の条例を制定しプライバシー保護を図る考え方は、私の知る範囲では東京都杉並区に次ぐもので、まだ全国的にも多くないと思います。そういう意味で、この条例の提起は評価できるものだと考えます。  一般質問や議案質疑の中で条例案の文言に対しては、抽象的であり、不鮮明さがあるという指摘もさせていただきましたが、通信回線の切断や、場合によっては住基ネットからの離脱も含むものであり、また関係職員に対する要綱などで厳格に服務規程もなされているという答弁をいただいております。今後いや応なくコンピューターの発展とともに、その社会的利用が進む中で、この条例案は市民のプライバシー保護の重要なよりどころの一つになると考えております。ぜひ適切な運用とともに、次のステップで抽象的、不鮮明と私が感じられた通信回線の切断あるいはアクセスロゴ、住基ネットからの離脱の規定等を具体的かつ明瞭な文言に改正を強く要望して、私の討論を終わりたいと思います。      ◎ 討 論 終 局 ○議長(石川宏) 以上で通告による討論は終わりました。  他に討論はありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(石川宏) 他に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(石川宏) これより採決いたします。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(石川宏) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。      ◎ 討 論(終局) ○議長(石川宏) 次に、議案第66号の討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(石川宏) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(石川宏) これより採決いたします。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(石川宏) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。      ◎ 討 論(終局) ○議長(石川宏) 次に、議案第67号の討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(石川宏) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(石川宏) これより採決いたします。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(石川宏) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。      ◎ 討 論(終局) ○議長(石川宏) 次に、議案第68号の討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(石川宏) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(石川宏) これより採決いたします。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(石川宏) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。      ◎ 討 論(終局) ○議長(石川宏) 次に、議案第69号の討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(石川宏) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(石川宏) これより採決いたします。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(石川宏) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。      ◎ 討 論(終局) ○議長(石川宏) 次に、議案第74号の討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(石川宏) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(石川宏) これより採決いたします。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(石川宏) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。      ◎ 討 論(終局) ○議長(石川宏) 次に、議案第75号の討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(石川宏) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決
    ○議長(石川宏) これより採決いたします。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(石川宏) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。      ◎ 副 委 員 長 報 告                 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第102条の規定により報告します。  平成14年9月10日                             厚生文教常任副委員長  山 田 隆 史 太田市議会議長   石 川   宏  様                        記 ┌──────┬────────────────────────────────┬─────┐ │ 事件の番号 │        件              名        │議決の結果│ ├──────┼────────────────────────────────┼─────┤ │議案第71号│財産の取得について                       │ 原案可決 │ └──────┴────────────────────────────────┴─────┘ ○議長(石川宏) 次に、日程第3、議案第71号を議題といたします。      ◎ 議 長 交 代 ○議長(石川宏) 本案の審議に当たりましては、私も除斥の対象となりますので副議長と交代をいたします。      (議長自席に着席、副議長議長席に着席) ○副議長(白石さと子) 議長と交代いたします。      ◎ 除     斥 ○副議長(白石さと子) 地方自治法第117条の規定により、石川宏議長、尾内謙一議員、濱田光雄議員、中島貞夫議員、上村信行議員及び川岸富男議員の退席を求めます。      (石川宏議長、尾内謙一議員、濱田光雄議員、中島貞夫議員、上村信行議員、川岸富男議員退席) ○副議長(白石さと子) 本案は厚生文教委員会に付託いたしたものであります。  審査報告書の朗読を省略し、直ちに山田隆史副委員長から報告を求めます。 ◎厚生文教常任副委員長(山田隆史) ご指名によりまして、厚生文教副委員長報告を申し上げます。  去る9月6日に本委員会に付託されました議案第71号 財産の取得について審査の経過と結果をご報告申し上げます。  本委員会は、9月10日に委員全員及び執行者の出席のもとに委員会を開催いたしましたが、本案の審査に当たりましては、尾内委員長が土地開発公社の理事であるため除斥の対象となったことから、6名の委員で慎重に審査を行いました。本案は、九合地区行政センター建設用地5,614平方メートルを太田市土地開発公社より取得しようとするものであります。  委員からの主な質疑を申し上げますと、九合地区行政センター建設用地を取得する土地の単価はどのくらいだったのかとの質疑に対しましては、九合地区行政センター建設用地については、1平方メートル当たり約1万7,000円とのことでありました。採決の結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、議案第71号につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同いただきますようお願い申し上げまして副委員長報告といたします。      ◎ 質 疑(終局) ○副議長(白石さと子) これより質疑に入ります。  ただいまの副委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○副議長(白石さと子) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 討 論(終局) ○副議長(白石さと子) これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○副議長(白石さと子) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○副議長(白石さと子) これより採決いたします。  本案を副委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○副議長(白石さと子) 起立全員、よって本案は副委員長報告のとおり決定いたしました。      ◎ 除 斥 の 解 除 ○副議長(白石さと子) 石川宏議長、尾内謙一議員、濱田光雄議員、中島貞夫議員、上村信行議員及び川岸富男議員の入場を許します。      (石川宏議長、尾内謙一議員、濱田光雄議員、中島貞夫議員、上村信行議員、川岸富男議員入場)      ◎ 議 長 交 代 ○副議長(白石さと子) 議長と交代いたします。      (副議長自席に着席、議長議長席に着席)      ◎ 委 員 長 報 告                 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第102条の規定により報告します。  平成14年9月11日                              産業環境常任委員長  中 島 貞 夫 太田市議会議長   石 川   宏  様                        記 ┌──────┬────────────────────────────────┬─────┐ │ 事件の番号 │        件              名        │議決の結果│ ├──────┼────────────────────────────────┼─────┤ │議案第70号│太田市ふれあい農園の設置及び管理に関する条例の制定について   │ 原案可決 │ └──────┴────────────────────────────────┴─────┘ ○議長(石川宏) 次に、日程第4、議案第70号を議題といたします。  本案は産業環境委員会に付託いたしたものであります。  審査報告書の朗読を省略し、直ちに中島貞夫委員長から報告を求めます。 ◎産業環境常任委員長(中島貞夫) ご指名によりまして、産業環境委員長報告を申し上げます。  去る9月6日に本委員会に付託されました議案第70号 太田市ふれあい農園の設置及び管理に関する条例の制定について、審査の経過と結果をご報告申し上げます。  本委員会は、9月11日に委員全員及び執行者の出席のもとに委員会を開催し、本案の審査を行いました。本案は、市民農園整備促進法に基づき、農業と触れ合う場を設けることにより市民の農業に対する関心を高め、もって農業の振興を図るため、太田市ふれあい農園の設置及び管理について必要な事項を定めるものであり、提案理由及び議案の内容につきましては、9月3日の本会議において説明を受けたとおりでありますが、今回の審査に当たり、再度、執行者より詳細な説明を受け、慎重に審査を行ったものであります。  それでは、委員からの主な質疑、意見及び要望について申し上げます。まず、職員配置などの管理体制についての質疑に対しましては、管理委託を行う方向で考えているとのことでありました。次に、炭焼き施設の市民利用についての質疑に対しましては、これは貸し出し施設ではないが、炭焼きに興味のある人たちのサークルができれば、活動用の施設として利用してもらうことも考えているとのことでありました。さらに、委員からは、使用料等の金銭授受の防犯面での管理運営について万全を期していただきたいとの要望、また、環境にやさしい有機農法の推進並びに子供たちへの環境学習や環境配慮という面から、ぜひ共有スペースでケナフの栽培をするとともに、ケナフの炭をつくっていただきたいとの要望がありました。採決の結果、委員全員の賛成により原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  以上、本委員会に付託されました議案につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご同賜りますようお願い申し上げまして委員長報告といたします。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(石川宏) これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(石川宏) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。
         ◎ 討 論(終局) ○議長(石川宏) これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(石川宏) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(石川宏) これより採決いたします。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(石川宏) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。      ◎ 委 員 長 報 告                 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第102条の規定により報告します。  平成14年9月19日                                決算特別委員長  濱 田 光 雄 太田市議会議長   石 川   宏  様                        記 ┌──────┬────────────────────────────────┬─────┐ │ 事件の番号 │        件              名        │議決の結果│ ├──────┼────────────────────────────────┼─────┤ │議案第52号│平成13年度太田市歳入歳出決算認定について           │ 原案可決 │ ├──────┼────────────────────────────────┼─────┤ │議案第53号│平成13年度太田市水道事業会計決算認定について        │ 原案可決 │ ├──────┼────────────────────────────────┼─────┤ │議案第54号│平成13年度太田市下水道事業等会計決算認定について      │ 原案可決 │ └──────┴────────────────────────────────┴─────┘ ○議長(石川宏) 次に、日程第5、議案第52号から第54号までの3案を一括議題といたします。  3案は決算特別委員会に付託いたしたものであります。  審査報告書の朗読を省略し、直ちに濱田光雄委員長から報告を求めます。 ◎決算特別委員長(濱田光雄) ご指名によりまして、決算特別委員会の委員長報告を申し上げます。  去る9月6日、本会議において付託されました議案第52号 平成13年度太田市歳入歳出決算認定について、議案第53号 平成13年度太田市水道事業会計決算認定について及び議案第54号 平成13年度太田市下水道事業等会計決算認定についての審査の経過と結果につきましてご報告申し上げます。  本委員会は、9月17日から19日までの3日間にわたり、執行者及び委員、オブザーバー全員の出席のもとに熱心な論議を行い、慎重に決算審査を行ったものであります。なお、本特別委員会の詳細な内容につきましては後日会議録が配布されますので、よろしくお願いをいたします。  それでは、決算審査における主な質疑、意見及び要望等を順次ご報告申し上げます。  最初に、一般会計の歳入につきましては、不納欠損額が平成12年度、13年度と急減に増加している原因及びその処理について質疑があり、このことについては、不納欠損は基本的に債権放棄となるので、極力最小限に抑えてきたが、バブルの崩壊により徴収不能の不良債権が相当のウエートを占めているのが現状であり、平成12年度、13年度の2年間にそれぞれ約2億円の特別不納欠損を行ったとのことでありました。また、景気の悪化により税金、使用料等の滞納が増えてきているが、本市として不況やリストラによる収入激減者に対する特別対策などを考えているのかとの質疑に対しましては、滞納者の収入状況や滞納の内容を把握し、まずは納められる範囲内で納めていただき滞納額を少しでも減らせるよう、早い段階で相談や処理をしていきたいと考えており、その上で収入激減者への特別対策が必要か見極めていきたいとのことでありました。また、社協センターに登録済みの社会教育関係団体が行政センターの施設を利用する場合に、改めて団体登録をしなくとも施設使用料の減免を受けられるよう登録窓口を一本化できないかとの質疑に対しましては、行政センターでの登録団体が減免対象ということで、改めて登録手続をしていただいているが、窓口の一本化については前向きに検討していきたいとのことでありました。  さらに、市税及び市営住宅使用料の滞納整理実績のこと、固定資産税の増収理由のこと、市たばこ税のPR効果のこと、市民会館駐車場有料化に伴う使用料収入のこと、展望レストラン1店舗の撤退のこと、太田市ふれあいセンター使用料の見直しのこと、児童手当等に係る国庫負担金の増額理由のこと、不法投棄モデル地区における事業効果のこと、太田自動車検査場の見直しと陸運特区構想のこと、コミュニティーFM専用ラジオの作製のこと、史跡天神山古墳整備事業の現状と今後のこと、心の教室相談員のこと等について質疑、要望がなされました。  次に、歳出について申し上げます。まず、2款総務費につきましては、公共バス運行の今後の課題についての質疑があり、このことについては、今後は現状を踏まえ、利用者の声を聞いて路線バス経路の効率的な見直しを行うことと小型バス等の導入を検討してまいりたい。また、公共バス広告の導入により200万円の事業外収入があり、そのような工夫をしながら赤字を削減する努力をしていきたいとのことでありました。また、無料法律相談は毎週1回、定員9名だが、昨今の景気の低迷から相談者が増加傾向にあるので、弁護士の人数を増やし、司法書士などにも対応していただけるようにして相談人数の枠を広げていただきたいとの要望がありました。さらに、議会だよりの広報への組み込みのこと、退職手当の基金化のこと、公用車の事故時の保険対応のこと、ISO認証取得後の活動のこと、BBCOの経営状況のこと、放置自転車の撤去の効果のこと、韮川行政センター建設工期の延長のこと等について質疑、要望がなされました。  次に、3款民生費につきましては、高齢者地域福祉自立支援事業委託料の内容及び使途について質疑があり、この事業は主として家に閉じこもりがちなひとり暮らしの高齢者に対し、訪問による相談や情報の提供、収集等の各種サービスを提供することにより、社会的孤立感を解消し、健康で自立した生活が送れるよう支援するもので、太田市社会福祉協議会へ委託し、各行政センターへ配属された14名のふれあい相談員により実施されているとのことでありました。このことについては、委員より、ふれあい相談員の負担が大きいので増員を図っていただきたいとの要望がありました。さらに、オストメイト用トイレの設置のこと、スワンベーカリーの経営実績のこと、特別養護老人ホームの入居状況と待機者のこと、シルバー人材センターの受注拡大策のこと、精神障害者全般に対する行政としての実態把握と対策のこと等について質疑、要望がなされました。  次に、4款衛生費につきましては、市民の健康を守る保健事業の関係では、総合健康センターの管理運営を医師会に委託した効果についての質疑があり、このことについては、人件費が削減でき、運用も弾力的になっており、今後ともそのメリットが市民にわかる形で事業を展開していきたいとのことでありました。また、環境の観点からは、地域環境基本計画の今後の具現化方策についての質疑があり、このことについては、市民による「環境施策推進会議」という組織での検討を踏まえながら、年度ごとに計画と進捗の報告をしていきたいとのことでありました。清掃事業関係では、ごみ減量資源化に係る各種委託料のことについて質疑があり、保健衛生委員会の運営委託料については報償費と明確に分けたとのことであり、また、可燃ごみが増加傾向にあるため、ミックスペーパーの回収を拡大させること等により減量資源化を推進するとともに、市民一人一人の意識啓発も図ってまいりたいとのことでありました。さらに、式場の管理運営がJAに委託された斎場の運営状況と課題のこと、狂犬病の発症件数のこと、市民健康診断事業費の増額理由のこと、焼却灰最終処分業務のこと、溶融実証炉施設の現状と今後の見通しのこと等について質疑、要望がなされました。  次に、5款労働費につきましては、勤労者住宅資金融資貸付金及び勤労者生活資金貸付金の利用状況について質疑があり、景気の状況にかんがみ、いずれもより利用しやすい制度としていくよう要望がなされました。  次に、6款農林水産業費につきましては、米粉パンの製造事業について質疑があり、このことについては、平成13年度に生産工程の確立を主として行い、平成14年度から月2回学校給食に導入しているとのことでありました。なお、今後市販等生産量を拡大するに当たっては、地元産のコメの確保が課題となるため、経費面で安くなる新潟米の活用も、日本全体におけるコメ消費拡大という観点に立った上で検討したいとのことでありました。さらに、海外農業視察の現状のこと、国有農地の現状と管理の状況のこと、遊休農地活性化及び園芸作物強化対策に関連した花卉作物の地元での活用のこと、農地防災事業の進捗状況と地域住民への周知のこと、養蚕農家に対する補助金の効果のこと、森林環境教育推進事業の内容のこと等について質疑、要望がなされました。  次に、7款商工費につきましては、ISO取得企業奨励金・ISO推進協議会活動費補助金のことについて質疑があり、このことについては、9月現在で協議会加入企業のうち、14000シリーズを52社が、9000シリーズを9社が取得しており、今後も推進協議会を通じて取得奨励を進めるとともに、市としても9000シリーズのグレードアップへの対応等を含めて「ISOのまち太田」としてイメージ普及を引き続き推進していきたいとのことでありました。さらに、卸売市場の近隣との連携のこと、工業緑化推進事業補助金、インキュベーター事業補助金及び新分野進出促進モデル事業補助金のそれぞれの内容と利用状況のこと、制度融資資金の活用のこと、呑竜公園動物園の管理と将来のこと、新田荘遺跡と連携した広域観光の推進のこと、消費生活相談の現状と人員体制のこと等について質疑、要望がなされました。  次に、8款土木費につきましては、市街地内森林整備のことについて質疑があり、このことについては平成13年度に整備を実施した竜内地区においては、地元の反応はおおむね好評で、除草等の維持管理でもボランティア的に協力していただいているとのことであり、平成14年度は引き続いて関東学園周辺で整備を行う計画があるとのことでありました。また、市営住宅の維持管理については、入居待ち期間の短縮やピッキング犯罪に対するセキュリティーの向上、建設後の維持管理まで考慮した施設設計への要望があり、今後建設する公共施設については維持管理まで踏まえた設計を取り入れていきたいとのことでありました。また、市営住宅家賃の大口の滞納者への対応についての質疑に対しては、現在、一、二名に絞って民事訴訟の準備を進めているとのことでありました。さらに、道路関係の地元陳情への対応状況のこと、道路信号の新設が必要な箇所の把握と関係機関への働きかけのこと、公園管理の適正化のこと、三枚橋駅前の貸し自転車の管理、利用状況のこと、住宅建設等促進奨励金の利用状況のこと、高齢者住宅整備計画の内容と今後の運用のこと等について質疑、要望がなされました。  次に、9款消防費につきましては、救急車と救命バイクの配備、出動状況及び救急救命士の配置状況と医療行為の問題のこと等について質疑がなされました。  次に、10款教育費につきましては、まず、小学校で外国人指導助手を増員し、子供が英語と触れ合う時間を増やすことが必要ではないかとの質疑があり、このことについては、今後増員を図るとともに、総合的学習の枠やクラブ活動等で英語と触れ合う機会を増やしていきたいとのことでありました。また、金山城跡の整備の現状と今後についての質疑に対しましては、文化庁の史跡指定を受けて整備を進めているが、今月末には史跡の追加指定を受けられる予定であり、史跡面積も約5倍となる。より一層の整備、保護に努めてまいりたいとのことでありました。また、人間国宝ほかからの寄贈品に対する謝礼は、報償費ではなく備品購入費で対応すべきではないかとの意見がありました。さらに、奨学金の償還状況のこと、小・中学校へ教育指導助手及び悩みごと相談員を配置した成果のこと、不登校対策のこと、地域人材活用の成果のこと、学校監視システムの導入成果のこと、和楽器の活用のこと、学校における生ごみ処理機の導入実績のこと、学校給食への地場産品の積極的導入のこと、校舎の耐震耐力度調査結果の報告のこと、商業高校の進路指導のこと、文化財の管理と文化財センターの建設誘致のこと、スポーツ学校の指導者のこと、近隣レジャープールの利用実績のこと等について質疑、要望がなされました。  次に、11款災害復旧費につきましては、対象となる災害の規模と災害時の予算対応について質疑がありました。  次に、特別会計に対する質疑につきまして申し上げます。  初めに、国民健康保険特別会計につきましては、国民健康保険税滞納対策及び滞納者の支払い能力調査の実施についての要望がなされました。次に、住宅新築資金等貸付特別会計につきましては、償還金の未済額の回収について質疑があり、このことについては、収入済額との差額を一般会計から繰り出している現状にかんがみ、年2回の回収時期における償還者への訪問、督促を中心にして収納率の向上に努めていきたいとのことでありました。  次に、介護保険特別会計につきましては、給付費の推移と今後の見通しのことについて質疑、要望がなされました。  次に、公営企業会計に対する質疑につきまして申し上げます。最初に、水道事業会計につきましては、まず、水道事業の現状と今後の見通しについて質疑があり、このことについては、地下水の枯渇防止や地盤沈下防止等の環境面への配慮と将来を見据えた水道水の安定供給に向け、水源を地下水から渡良瀬川表流水へと転換を図るための必要な設備投資がおおむね完了した。今後の水道事業運営に当たっては、より一層の事務の効率化と経営の合理化に努めてまいりたいとのことでありました。また、渡良瀬川表流水の供給時期及び水質のチェック体制についての質疑に対しましては、今年の12月までには供給を開始したい。水質については取水口と浄水場でそれぞれ自動監視をするという二重のチェックを行い、安全性には万全を期したいとのことでありました。さらに、水道料金改定のこと、石綿管更新工事の進捗状況のこと、給配水施設の漏水対策のこと等について質疑、要望がなされました。  次に、下水道事業等会計につきましては、まず、企業債の未償還残高が増え続けており懸念しているが、どのように考えているかという質疑があり、このことについては、下水道事業等に係る投資は膨大であり、収支を明確にするために平成13年度より特別会計から企業会計に移行したが、その際、内部保留資金がほとんどない状況であった。今後とも総体的に財政全般を考えながら下水道事業を進めてまいりたいとのことでありました。また、下水道処理技術は日進月歩しており、EM菌の活用等いろいろと研究をして経費を少しでも安くしていただきたいとの要望がありました。さらに、太田市北部の下水道整備のこと、下水道の効率的整備のこと等について質疑、要望がなされました。  次に、ただいま報告申し上げてまいりました多くの質疑及び要望、意見を踏まえての総括質疑について申し上げます。まず、健全財政を堅持する立場から、平成13年度決算を終えての財政構造に対する市長の評価及び来年度に向けた太田市のプライマリーバランスについて市長の所見を伺いたいとの質疑があり、このことについては非常に厳しい財政状況にあったが、本市の経営状況を把握するためにバランスシートを導入したところ、約3億6,000万円の黒字であった。財政運営に当たっては、経費に対する考え方をシビアにし、恒常的な経費である人件費等を削減し、改善を図っていかなければならない。財政力指数はまだ高い数値にあるものの、非常に厳しい財政環境にあるので心して取り組んでまいりたい。来年度については、今まで以上に厳しい財政状況になると予想されるが、市民に夢を与えられるような財政でなければまちの活性化はできないので、財政環境を整えつつ、挑戦すべきものには挑戦していきたいと考えているとのことでありました。  また、BBCOの経営状況について、本来BBCO自体で減価償却しなければならない1億9,313万1,000円の設備機材について市の財産として取得しておるなど、減価償却のリスクがないにもかかわらず、売り上げが1億464万5,000円であるのに対して、期末の損失が5,937万5,000円となっており、全市民的な立場から必要かどうか見極めるべき時期に来ているのではないかとの質疑に対しましては、来年は黒字となる見通しである。行政と市民との距離を縮め、サービスの向上、拡大、事務の効率化及びコスト削減のために自治体を電子化させていく必要があると考えている。自治体のあるべき姿を描き、近づいていくための努力をしてまいりたいとのことでありました。さらに、電子入札のこと、地域福祉の現状と課題のこと、自治体の効率的運営と委託費のこと等について質疑がなされました。  次に、討論について申し上げます。まず、子育て支援センター、福祉ショップ、学童保育など評価すべき点も幾つかあるが、長引く不況と財政難の中で財政の健全化や市民の福祉や暮らしを優先させる予算編成、予算執行になっていなかったことから、この決算を認定することはできないとの反対討論がありました。これに対して、ISO14001の認証取得、福祉ショップの立ち上げ、沢野小学校の分離新築事業、小・中学校の安全対策、NPOへの委託など多岐にわたる事業について随所に成果が認められたこと、また、特別会計においても、老人保健や介護保険等で円滑な運営が保たれていること、さらに、経常収支比率及び公債費比率については若干後退しているものの、自主財源比率及び財政力指数が前年度を上回ったことは、この厳しい財政環境の中で健全財政に努めた結果であると考えられる。また、道路等の生活基盤整備について、来年度予算における特段の配慮を求め、賛成するとの討論がありました。  採決の結果、委員多数の賛成により、議案第52号から第54号までの3案を認定すべきものと決定いたしました。  なお、本特別委員会では議会における予算審議の趣旨の反映と予算の公正な執行を主眼に審査をしてまいりましたが、執行者に対し、市民の信頼にこたえるため、行政執行と運営に当たっては、3日間の決算審査における質疑、要望及び意見を尊重し、来年度予算編成の参考として積極的に生かして取り組んでいただくよう強く要望した次第であります。  以上、決算特別委員会の審査内容を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして委員長報告といたします。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(石川宏) これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(石川宏) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 討     論 ○議長(石川宏) これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  9番竹内和代議員。 ◆9番(竹内和代) 日本共産党の竹内和代です。議案第52号、第53号、第54号の2001年度太田市歳入歳出決算及び水道事業会計下水道事業等会計決算認定に反対する討論を行います。  決算特別委員会の委員として決算審査に当たりました我が会派の井野文人委員が特別委員会で討論しましたので、私の方からは、ごく簡単に反対の理由を述べたいと思います。2001年4月に、まず誕生した小泉内閣が打ち出した構造改革の中身は、国民が期待したものとは全く違ったものだったわけです。それは徹底して大企業のリストラ計画と実行を奨励し、また不良債権の早期最終処理による融資マニュアルで銀行の中小企業に対する融資の打ち切りと回収が進められ、倒産と失業者を続出させています。さらに追い討ちをかけるように医療、年金、福祉などの制度が次々と改悪され、国民へ痛みが押しつけられています。これがまた、今、不況が拡大されるという悪循環をつくり出しております。  このような情勢の中における本市の市民の暮らしはどうか。それで見ますと、市税の不納欠損で見て2,906件あるわけですが、原因別では、倒産や生活困窮、営業不振、行方不明などの多さが目につきます。国保も1,881件もの不納欠損が出ております。国保税が引き上げられたことによって、払えない滞納者は飛躍的に増大し、資格者証の発行は前年の約3倍、短期被保険者証の発行と合わせて2,200以上の件数に上りました。雇用や景気対策を進めてほしい、また安心した医療や福祉にしてほしいという願いは切実です。高齢者は、介護保険料に加えて利用料の負担が重く、低所得家庭の介護事情を深刻にしております。保険料を徴収されても待機者が500人以上もいて、なかなか入所できない特養老人ホーム、また保育園は定員が緩和されて非常に窮屈な状態になっておりますし、学校完全週5日制実施を控えた対策など、保育や教育に対する不安が増大しておりました。このような状況の中で、市民が安心できる行財政運営がまともに執行されたのかどうかが評価の基準になると思うのです。決算では、市民の要望が反映された施策もあり、今の情勢を反映して、国の緊急雇用対策や子育て支援策に連動した施策が一定評価できるものも上げられるわけですが、一括して賛否を表明しなくてはならないのですから、やはり大きな問題点があれば認定するわけにはいきません。  特に本市は、2001年度で効率化の名のもとに民間委託と職員削減を一層強めました。反対に、これを補うように嘱託員や臨時職員、行政主導のNPOの活用などで不安定雇用が進みました。その結果、決算カードで見る人件費の経常収支比率は、4年前の1997年と比較して3.4%も低下しております。必ずしも人件費の削減は喜ぶべきものではなくて、市民が求める行き届いたサービスは人件費なしには成り立ちません。ごみ、福祉、施設管理、水道などなど全般にわたって民間委託進み、本来自治体が行うべき大切な事務事業が薄められ、反対に行政が参入しなくてもよい開発型の事業に次々と参入してきました。  新野脇屋住宅団地の造成は、もともと県の企業局が行うことになっておりましたが、板倉ニュータウンの破綻などで太田市が肩代わりを申し出たわけですが、少子化、長引く不況の中でリスクが大きく、民間を圧迫すると私たちは指摘してきました。今議会の中でも明るみになりましたが、事態は心配したことが的中し、市の団地造成の影響を受けて売れなくなった民間業者の救済策ともとれる7,000平方メートルもの土地の取得を土地開発公社に行わせていたことが明るみになりました。また、このPal Town造成の土地開発公社には、市が130億円の債務保証をしているほか、継続して一般会計から総額20億円を住宅関連の事業に拠出しているわけです。880戸全部完売したとしても、前回も計算した数字を示しましたけれども、1戸当たりにしますと227万円の行政サービスを行うことになっているわけです。昨日、Pal Townの現地調査を行いましたが、確かにかなり高規格の団地造成となっております。これは先ほど申し上げたように、総額20億円を一般会計から拠出しているせいです。本来なら分譲価格に組み込むべき団地内の道路、公園、汚水処理施設を市の一般会計で持ち、来月から販売される価格は当初予定した価格よりも約1万円の値下げをすることになっております。他の地域から見ても、抜群に広い公園や街路樹の管理費も後年度多額になることが予測されます。他の、長年都市計画税を払い続けている者から見て、行政サービスの不公平感が募るものとなっております。  官民で出資して第三セクターとしての株式会社BBCOの設立で、これは1万件を目途にした加入者だったわけですが、いまだに3,000件にも手が届かず、市が2億4,500万円も投入しているわけですが、このままで推移していくなら、これも破綻が免れないのではないかと大変心配しております。  市制60周年に向けた記念事業として北部運動公園構想が動き出しました。ここでは、予想していた公有地が活用されずに、ゴルフ場の用地を買い上げて建設する方向が示されているようです。水道事業では、給水戸数が増えても給水量は増えない現状でも表流水導入に向け、継続して約50億円もの取水の樋管や導水管、浄水場の拡張工事が執行されました。こうした結果、公債費が増え、2002年度から水道料金は値上げにつながったわけです。財政難を理由にして、市民には受益者負担やボランティアを要求し、税の滞納者にはサービスの制限も行っております。高齢者が安心できる介護体制の取り組み、すべての子供たちに行き届いた教育、雇用対策などへの施策に対する決算に比べて、大型の開発や事業には途方もない多額の予算を惜しみなく注ぎ込む行財政運営が行われていると指摘せざるを得ません。  後年度市民の負担につながる、このような財政運営を改めて、市民の生活に密着した公共事業を興して、地元中小業者に満遍なく仕事を回し、雇用につながるまちづくりと医療や介護、健康づくり、教育に重点を置いて、市民の願いにこたえた来年度予算編成に臨んでいただくよう要望して、私の討論を終わります。 ○議長(石川宏) 次に、27番長谷井稔議員。 ◆27番(長谷井稔) 清和クラブの長谷井です。通告に従いまして議案第52号、第53号、第54号の平成13年度太田市一般会計歳入歳出決算認定及び国民健康保険、老人保健、介護保険、競輪、住宅新築資金貸付、八王子山墓園等の特別会計、さらに公営企業の水道事業と下水道事業会計決算の認定等の全議案に対し、賛成の立場から討論いたします。  我が国の経済情勢は、バブル崩壊後10年以上が経過しましたが、政府の景気回復に向けた経済政策の成果もあり、ようやく底入れを迎えたと言われるものの、期待すべき21世紀の門出に当たる平成13年度における国の予算は硬直化し、経済情勢は依然として厳しく、企業の設備投資や雇用環境も非常に低調であり、したがって消費者の購買力もいまだに落ち込んでいるなど、景気の底上げには至っていないのが現状であります。このような経済状況の中、太田市における行財政状況は、長引く景気低迷の影響を受け、法人市民税が2年連続大幅に減収となるなど、行財政をめぐる環境はかつてない厳しい状況でありました。しかし、太田市の将来のために行財政システムの改革、特に太田市行政管理公社の設立や情報化時代におけるITの推進、環境基本計画や条例制定にあわせたISO14001の認証取得に見られるように、環境に配慮し、経費の削減と効率化を推進していることは、環境型社会を先取りした行政、財政運営として大きく評価するもであります。  歳入面では、一般会計が512億360万9,135円で、前年度比1.1%の増加となりました。自主財源全体の前年度比では3.8%の増加になりました。依存財源全体では、前年度比で3.7%の減少となり、自主財源比率は前年度より65.9%、1.8ポイント増加いたしました。また、普通会計の財政指数が前年度を0.007上回り、0.911と、1に近づいたことは、厳しい中でも健全財政に努めた結果であると考えます。しかし、財政構造の弾力性を判断するための普通会計の経常収支比率は88.6%と前年度を3.2ポイント上回り、おおむね70から80%が望ましい数値から若干後退をしています。また、公債比率は、昨年の15.7%から1.5ポイント上回って、17.2%となり、増加しています。一般的には、公債比率が15%を超えると要注意であり、20%を超えると危険と言われる中で、我が太田市における17.2%の数値は、予断を許さない状況に来ているのではないかと思います。質疑の中でも、この数値はこれ以上高くならないとのご答弁をいただきましたが、全般的に厳しい行財政状況であるという認識を特に新たにしていただき、今後の行財政運営に取り組んでいただきますよう要望いたします。  財政面における質疑の中では、近隣市町村や同規模の市との比較の中で健全であるとのご答弁をいただきました。しかし、比較する自治体そのものが非常に厳しい財政運営を強いられているわけでありますから、周りより健全だからといって太田市が健全とは言えないと思います。今後もより一層危機感を持って行財政に取り組んでいただきたいと思います。  歳出では、決算額498億6,291万4,857円で、前年度比1.0%の増加になりました。取り組んだ平成13年度の新規事業としては、環境元年と位置づけるなど、ISO14001の認証取得、福祉ショップの立ち上げ、雇用対策としての諸事業を取り入れるなど、また沢野中央小学校の分離新築事業、溶融実証建物建設補助、またNPOへの委託など、多岐にわたる事業を展開しました。継続事業といたしましては、太田市立商業高等学校校舎改築や韮川地区行政センター事業、さらにごみ処理施設整備から太田駅周辺土地区画整理事業など、随所に効率的に成果が認められました。  さて、一般会計の決算総額を総合的に予算配分から見ると、民生費は24.8%を占め、前年度比3.8%増となりました。ほかの分野で比較しても大きな割合を示しています。少子化・高齢化の進む地域福祉に対する介護保険などに成果が認められましたが、福祉の後退は許されませんが、バランスシート及び評価システム等を導入するなどして、事業の全般にわたる検討と見直しを行い、統合できる事業はないのかなど、より質の高い検証も求められているのではないかと思います。  また、入札契約事務にかかわる改善は、清水市長は全国に先駆けて積極的に改革、改善を図り、予定価格の事前公表、インターネット入札、プロポーザルによる方法などを採用され、その成果は高く評価されています。しかし、より質の高い公平性、透明性、競争性の原理を遂行するためには、受注者や発注者、そして受益者であり税負担者である市民等からも評価できるシステムも検討される必要があるかと思います。  また、土木費に係る審査認定のための質疑の中でも、市民生活に密着した生活関連の生活基盤整備については、予算の関係で市民要望に追いつけないのが現状かと思いますが、これらは市民生活に直結するので、新年度予算には枠配分を基本にしながらも、弾力的に対応をお願いいたします。  次に、国民健康保険特別会計は収入未済額を前年と比較すると2億6,676万円の増加で、14.2%の増加となっています。収入率は65.4%で、わずかですが年々悪化しております。国民の相互扶助の趣旨からも、未集金の解消に向けて一層の具体的な対策とその実行をいただきたいと思います。また、老人保健特別会計及び介護保険特別会計は高齢社会の進行に伴い、医療費の増大や介護を必要とする高齢者の増加が顕著である中、円滑な運営が保たれていることは評価いたします。水道事業会計決算において、妻沼町小島地区や尾島町全域の配水拡大を図りましたものの、現在の経済状況を反映して有収水量は1.4%の減少になりました。企業経営としては、使用水量の増加を見込めない中、平成14年4月より水道料金の値上げを認めたもので、なお一層の企業努力を進め、市民の生命と安全を守る水道事業の拡充と推進に努めていただきたいと思います。  以上をもちまして、平成13年度太田市一般会計及び特別会計、公営企業会計は厳しい財政運営にありながら、おおむね太田市民に反映され、成果が認められました。結びに当たりまして、清水聖義市長が平成13年度の施政並びに財政方針で述べられました太田市の輝かしい未来と発展に向けて、勇気と希望を持って15万市民とともに「元気のあるまち、魅力あるまち、ふるさと太田」のために、また市民の生活等の向上に努められたことと「品格のある生活文化都市太田」の実現のため、着実に清水聖義市長を中心に職員が一丸となって率先、垂範していただきまして、多大な質高い成果を上げられました行財政運営に心から敬意と感謝を申し上げ、賛成討論といたします。どうもありがとうございました。      ◎ 討 論 終 局 ○議長(石川宏) 以上で通告による討論は終わりました。  他に討論はありませんか。      (「なし」の声あり)
    ○議長(石川宏) 他に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(石川宏) これより一括採決いたします。  3案をおのおの委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(石川宏) 起立多数、よって3案はおのおの委員長報告のとおり決定しました。      ◎ 持ち越し議案に対する質疑  議案第55号 平成14年度太田市一般会計補正予算(第1号)  議案第56号 平成14年度太田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)  議案第57号 平成14年度太田市競輪特別会計補正予算(第1号)  議案第58号 平成14年度太田市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第1号)  議案第59号 平成14年度太田市八王子山墓園特別会計補正予算(第1号)  議案第60号 平成14年度太田市介護保険特別会計補正予算(第1号)  議案第61号 平成14年度太田市水道事業会計補正予算(第1号)  議案第62号 平成14年度太田市下水道事業等会計補正予算(第1号) ○議長(石川宏) 次に、日程第6、議案第55号から第62号までの8案の持ち越しいたしました各補正予算の質疑に入ります。  最初に、一般会計補正予算(第1号)について、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(石川宏) 別にご質疑もないようですから、次に、国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(石川宏) 別にご質疑もないようですから、次に、競輪特別会計補正予算(第1号)について、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(石川宏) 別にご質疑もないようですから、次に、住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第1号)について、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(石川宏) 別にご質疑もないようですから、次に、八王子山墓園特別会計補正予算(第1号)について、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(石川宏) 別にご質疑もないようですから、次に、介護保険特別会計補正予算(第1号)について、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(石川宏) 別にご質疑もないようですから、次に、水道事業会計補正予算(第1号)について、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(石川宏) 別にご質疑もないようですから、次に、下水道事業等会計補正予算(第1号)について、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり)      ◎ 持ち越し議案に対する質疑終局 ○議長(石川宏) 別にご質疑もないようですから、以上で8案に対する質疑を打ち切ります。      ◎ 委員会付託の省略 ○議長(石川宏) お諮りいたします。  8案につきましては、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(石川宏) ご異議なしと認めます。  よって、8案につきましては、委員会の付託を省略することに決定いたしました。      ◎ 討     論 ○議長(石川宏) これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  9番竹内和代議員。 ◆9番(竹内和代) 議案第55号から第62号の2002年度太田市補正予算案、9月補正に反対する討論をさせていただきます。  私たちは、前回の本会議で質疑をいたしましたが、今回の9月補正は歳入歳出それぞれに13億4,448万1,000円を追加して、それぞれ502億4,448万1,000円とするものですが、この中に幾つか大きな問題点がありますので、それを申し上げたいと思います。  まず、土地開発公社への債務負担行為の補正はないわけですけれども、一般質問の中で明らかになりましたように、当初予算の130億円の範囲で行っているものと思いますが、当初説明されていなかった民間開発の住宅団地の中に28区画分、約7,000平方メートル、2,147.5坪を4億2,500万円で取得しているということが明らかになったわけです。これは、今、太田市が土地開発公社で新野脇屋住宅団地を造成しているさなかにありながら、民間が開発している住宅団地の中に28区画分、約7,000平方メートルを取得するという中身がどうしても納得いかないわけです。石原団地の建てかえのために、こちらに市営住宅をつくるのだという説明があったわけですが、その公有地の先行取得の理由としては、まことに説得力のないものと言わざるを得ません。土地開発公社で行われていることは、なかなか議会に見えてこないわけですが、普通、市の方で取得する場合には1億5,000万円以上の土地取得は必ず議会にかけられるわけで、そうしたことから考えますと、本当に理事会できちんと討議されたものなのか、常務委員会の方で決めているものなのかが明らかに見えてこないわけですが、この金額からいって、説明もないというのは非常に遺憾だと思います。  それから、歳出の3款総務費で韮川地区行政センターの建設事業工事請負費3,000万円の内訳を見ますと、地形を把握して設計の段階で当然見積もるべき雨水排水設備のことや、建物が3棟に分かれているために予想以上に必要になった舗装面積、これが多くなったのだと説明されているわけですが、あまりにも初歩的なところでの追加補正が行われているわけで、見ますと、これは東京の設計業者に委託されているわけですが、机上のプランニングになっていないかどうかという疑問を感じるわけです。これでは、初めに安く発注させたとしても補正で追加されていくのでは、競争入札をする意味がなくなるのではないかという感想を持つわけです。  続いて、10款教育費、運動公園管理費の2億6,500万円ですが、これは本球場の改修を行うというもので、現在の天然芝をはがして人工芝にするというものです。本球場につきましては、スコアボードとバックスクリーンの改修の要望は以前から、市民の中から声が上がっていたようで、2003年度の改修にという計画になっていたようですが、今議会には当初これを前倒しして、それに突然人工芝にするという内容も加えて、4億500万円での補正になっていたわけです。この問題につきましては、所管の委員会にも報告されていなかったわけで、どこで論議されたのかもわからない、そして緊急性が求められるとも思えないものに、これほど多額の予算が補正で追加されるという意味がわかりません。そういう声が上がって、減額に差しかえられて2億6,500万円になったわけですが、しかしそれでもその内容はスコアボードとバックスクリーンの改修を、これは予定した来年度に戻して、第1期工事として人工芝にするというものです。ところがどうしてこれを性急に提案されるのかが、説明は受けたわけですが納得ができないわけです。  人工芝についての説明では、一番は管理費の面から言われておりまして、10年分が7年でペイするとのことです。しかし、本会議でも同僚議員の質問での答弁を聞いたり、あるいは所管の委員会での審査を傍聴しておりまして、そのやり取りの中でも感じたわけですが、当市の球場は屋外であるわけで、熱い直射日光や凍てつく冬の雨風にさらされた場合の耐久性がよく試算されていないのではないか、そして耐久期間が過ぎたとき、これを焼却する費用の試算が行われていないということもやり取りの中で明らかになりました。これでは本当に管理費が安くなるのかもあいまいな状況です。アマチュアチームにとって足腰の負担だとか、けがの原因にならないかなど研究する課題が多いことが感じられます。今、地球規模で温暖化の対策が叫ばれているときに、ISO14001の取得を始めている本市にとって、このようなことが今の情勢に逆行したものになっていないか。ヒートアイランドを少しでも防ぐためにも、そしてまたできればシルバー人材センターの雇用を増やして、きちっときれいな芝を管理していく、このことは大変な問題だと思いますので、ぜひこれは改めて検討して、研究するということをどうしても求めたいと思うわけです。  以上、今回の補正予算は、このままでは賛成することはできませんので、その理由を申し述べさせていただきました。 ○議長(石川宏) 次に、22番中島貞夫議員。 ◆22番(中島貞夫) 通告に従いまして平成14年度太田市各会計の9月補正予算、議案第55号から議案第62号までの8案につきまして、賛成の立場から討論をさせていただきます。  現在の国の経済は、長期にわたる景気低迷の中で景気回復に向けた経済政策の実施により、穏やかながらも改善が見られたものの、依然として企業の設備投資は低調であり、雇用情勢も厳しく、個人消費も停滞しており、いまだ事実的回復に至っていない現状であります。そして、国の財政は税収の伸びが期待できず、高齢化や情報化等の進展の伴う経費の増加や国債費の膨張など、大幅な財政赤字が余儀なくされ、財政構造はますます悪化をしてきており、その影響で地方分権の時代とはいえ、地方行政を取り巻く環境も依然として厳しい状況にあります。国及び地方とも、より一層の行財政改革が求められているところであります。こうした状況下において、今回の補正予算が計上されたものであり、一般会計で総額13億4,448万1,000円、国民健康保険特別会計外4つの特別会計で2億880万2,000円、水道事業及び下水道事業会計においても、それぞれ増額補正を行っているものであります。この補正予算については、こうした厳しい経済情勢下でありますが、元気のあるまちに向けて、また景気対策の面からしても、限られた財源の中、補正予算を組んだものと評価するものであります。  さらに、今月、9月20日に発表されました平成13年度工業統計調査結果を見ますと、太田市の従業員4人以上、675事業所があり、製造品出荷額が1兆4,890億円。県内において25年連続第1位であることを報道されておりました。前年に比べ2.5%の増加を示し、県内市町村に占める割合は19.2%となり、1.1ポイント上昇したとの報告を受けました。このことは、平成15年度予算をこれから組み立てするに当たり、法人市民税の増加が予測できると私は考えますし、先を見込んだ積極型の補正だと理解をしております。  そこで、一般会計の補正内容について触れてみたいと思います。まず、歳入でありますが、主なものは法人市民税の2億6,959万2,000円、地方交付税の5億9,382万3,000円、市債の2億9,580万円の補正であります。法人市民税については、輸送機器関連企業が順調に推移したこともあると思いますが、地方交付税については臨時財政対策債の発行を余儀なくされているという減額要因がありますが、普通交付税の決定に伴い増額補正したものであり、市債については野球場改修事業債及び都市計画事業債の発行が主なものでありまして、歳入については適正であると認めるものであります。  次に、歳出でありますが、主なものを上げますと、学校通学路パトロール委託料の4,827万2,000円、また緊急地域雇用特別基金を活用して通学路の安全パトロール業務を委託するものでありまして、昨今の厳しい雇用情勢の中で評価できるものであります。また、韮川地区行政センターの建設事業工事請負費3,000万円の議論が先ほどされました。地区の市民要望により、陶芸用の窯を新たに別棟に設置すること等々外構工事の変更に伴い補正するものであり、私は必要な措置であると考えます。  生徒指導充実事業費の2,227万7,000円の算数支援隊事業分については、この事業を引き続き実施するための経費でありました。全国的にも注目されている事業でもあり、教育に対する市長の先進的な取り組みとして大いに評価するものであります。  運動公園管理費、工事請負費の2億6,500万円の議論が先ほどありました。野球場改修事業の第1期工事分として人工芝の敷設工事を行うものであり、いろいろな議論がありましたし、いろいろな議論が委員会でも交わされたと思います。運動公園本球場は本市の、まさにシンボル的な球場であり、1979年に完成し、老朽化が大変進んでおり、今後もぜひ私は計画的に改修することを切望するものであります。したがいまして、今回の補正については、おおむね理解ができるものととらえております。  以上、今回の9月補正の概要でありますが、冒頭触れましたように、現在の厳しい経済情勢下でありますが、今回の補正予算は適正な歳入をもって事業の選択と重点化を行い、積極的な予算を組んだものと評価するものであります。今後の行財政運営に当たっては、健全財政を堅持し、太田市経営方針に基づき、限られた財源の重点的かつ効果的な配分に努め、国の動向にも配慮しながら、社会経済の構造改革の進行のもとに、対応できる機能的、弾力的な運営に努め、市民福祉の向上に努力されることを切望し、私の討論といたします。      ◎ 討 論 終 局 ○議長(石川宏) 以上で通告による討論は終わりました。  他に討論はありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(石川宏) 他に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(石川宏) これより一括採決いたします。  8案をおのおの原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(石川宏) 起立多数、よって本案は原案のとおり可決されました。      ◎ 委 員 長 報 告                  請 願 審 査 報 告 書  本委員会に付託の請願を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第136条の規定により報告します。  平成14年9月10日                              厚生文教常任委員長  尾 内 謙 一 太田市議会議長   石 川   宏  様                        記 ┌────┬───────────────────────┬───────────┬────┐ │受理番号│     件           名     │ 請願者の住所・氏名 │審査結果│ ├────┼───────────────────────┼───────────┼────┤ │第32号│義務教育費国庫負担制度現行水準の維持に関する│太田市新道町19   │    │ │    │意見書の提出について             │太田市教職員組合   │採  択│ │    │                       │組合長 北爪 俊男  │    │
    └────┴───────────────────────┴───────────┴────┘ ○議長(石川宏) 次に、日程第7、請願第32号を議題といたします。  本件は厚生文教委員会に付託いたしたものであります。  審査報告書の朗読を省略し、直ちに尾内謙一委員長から報告を求めます。 ◎厚生文教常任委員長(尾内謙一) ご指名によりまして、厚生文教委員会に付託されました請願第32号につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げます。  本委員会は9月10日に委員全員及び執行者の出席のもとに委員会を開催し、紹介議員の説明を受けた後、執行者からも意見を聞き、慎重に審査を行ったものであります。  本請願の趣旨としましては、本制度が昭和60年度以降縮小を余儀なくされてきており、このことは義務教育の根幹に関わる問題であるとともに、自治体に一層の負担を強いるものであり、本制度の現行水準の維持を要望する意見書の提出を求めるものであります。  紹介議員からは、昭和60年度以降さまざまな形で一般財源化が図られ、地方の負担が大きくなろうとしているので、本制度の現行水準の維持を求めるものであるとの説明がありました。委員から執行者に対し、太田市での現状はどのようになっているのかとの質疑があり、このことについては、教職員の給与及び報酬、共済組合の長期給付に関する費用、地方公務員災害補償費及び児童手当などが国庫負担の対象となっており、地方公共団体にとって財政面からも現行水準の維持が必要とのことでありました。  採決の結果、委員全員により採択すべきものと決定いたしました。  以上、本委員会に付託されました請願について、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同いただきますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(石川宏) これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(石川宏) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 討 論(終局) ○議長(石川宏) これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(石川宏) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(石川宏) これより採決いたします。  本件を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(石川宏) 起立全員、よって本件は委員長報告のとおり決定いたしました。      ◎ 議 案 上 程  議会議案第8号 太田市議会議員定数条例の制定について ○議長(石川宏) 次に、日程第8、議会議案第8号を議題といたします。      ◎ 提案理由の説明 ○議長(石川宏) 朗読を省略し、直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。  21番小林耕作議員。 ◎21番(小林耕作) 議会議案第8号につきまして提案理由の説明を申し上げます。  お手元の議案書をごらんいただきたいと思います。本案の提出者は、私、小林耕作、賛成者は斉藤幸拓、山田隆史、竹内和代、尾内謙一、濱田光雄、茂木義市、上村信行及び長谷井稔であります。  本案は、地方分権一括法により地方自治法の一部が改正され、従来、地方自治法によって定められていた市町村議会の議員定数を、平成15年1月1日より条例で定めることとされたため、新たに条例を制定しようとするものであります。  それでは、条例の内容についてご説明申し上げます。本条例は、地方自治法第91条第1項の規定に基づく太田市議会の議員定数を28人とするものであります。なお、附則といたしまして、施行期日及び適用を定め、従来の太田市議会議員定数減少条例を廃止するものであります。  以上、本案につきまして提案理由の説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(石川宏) これより質疑に入ります。  ただいまの説明に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(石川宏) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 委員会付託の省略 ○議長(石川宏) お諮りいたします。  本案につきましては、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(石川宏) ご異議なしと認めます。  よって、本案につきましては、委員会の付託を省略することに決定いたしました。      ◎ 討 論(終局) ○議長(石川宏) これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(石川宏) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(石川宏) これより採決いたします。  本案を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(石川宏) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。      ◎ 議 案 上 程  議会議案第9号 地方税源の充実確保に関する意見書 ○議長(石川宏) 次に、日程第9、議会議案第9号を議題といたします。      ◎ 提案理由の説明 ○議長(石川宏) 朗読を省略し、直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。  20番濱田光雄議員。 ◎20番(濱田光雄) 議会議案第9号につきまして提案理由の説明を申し上げます。  お手元の議案書をごらんいただきたいと思います。本案の提出者は、私、濱田光雄、賛成者は小林人志、石川宏、半田栄、武藤泰及び川岸富男であります。  本案は、危機的状況が続く地方財政の現状にかんがみ、財政の基本となる税源の充実確保を求める立場から意見書を提出しようとするものであります。なお、本意見書の提出については、全国市議会議長会からの要請事項であること、また本意見書作成に当たっては、総務企画委員会等での意見を十分考慮させていただいたことをあらかじめ申し添えておきたいと思います。  さて、地方財政の現状は、景気の低迷による税収減や国の景気対策に伴う公債費負担の増加などにより、平成14年度末の借入金残高が195兆円に達すると見込まれております。こうした状況の中、政府は経済財政諮問会議での第2次骨太方針並びに政府税制調査会の「あるべき税制に向けた基本方針」等において、地方税源の充実確保方策を示しております。全国市議会議長会をはじめとするいわゆる地方6団体においても、真の地方分権を推進する観点から、地方財政の構造改革と税源移譲について確実なものとし、地方税源充実確保の道筋を明確にする必要があるとの認識のもと、政府の方針に協調し、その実現に向けた運動を展開しているとのことでありまして、太田市議会においても、こうした状況下における地方税源の充実確保を強く望む立場から、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、経済産業大臣、文部科学大臣、国土交通大臣、衆議院議長及び参議院議長に対し意見書を提出することについて、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(石川宏) これより質疑に入ります。  ただいまの説明に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(石川宏) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 委員会付託の省略 ○議長(石川宏) お諮りいたします。
     本案につきましては、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(石川宏) ご異議なしと認めます。  よって、本案につきましては、委員会の付託を省略することに決定いたしました。      ◎ 討 論(終局) ○議長(石川宏) これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(石川宏) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(石川宏) これより採決いたします。  本案を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(石川宏) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。      ◎ 議 案 上 程  議会議案第10号 義務教育費国庫負担制度現行水準の維持に関する意見書 ○議長(石川宏) 次に、日程第10、議会議案第10号を議題といたします。      ◎ 提案理由の説明 ○議長(石川宏) 朗読を省略し、直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。  19番尾内謙一議員。 ◎19番(尾内謙一) 議会議案第10号 義務教育費国庫負担制度現行水準の維持に関する意見書の提出について提案理由の説明を申し上げます。  お手元の議案書をごらんいただきたいと思います。議案の提出者は尾内謙一、賛成者は山田隆史、鈴木信昭、荻原一雄、白石さと子、野村忠次郎、長谷井稔であります。  本案は、先ほど採択されました請願第32号に基づいて意見書をお願いするものでありまして、義務教育行政の円滑な推進に重大な影響を及ぼす義務教育費国庫負担制度を現行の水準に維持することを要望するものであります。  提出先は内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、文部科学大臣、衆議院議長、参議院議長であります。  以上、本案につきまして、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして提案理由の説明といたします。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(石川宏) これより質疑に入ります。  ただいまの説明に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(石川宏) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 委員会付託の省略 ○議長(石川宏) お諮りいたします。  本案につきましては、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(石川宏) ご異議なしと認めます。  よって、本案につきましては、委員会の付託を省略することに決定いたしました。      ◎ 討 論(終局) ○議長(石川宏) これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(石川宏) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(石川宏) これより採決いたします。  本案を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(石川宏) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。      ◎ 字句等の整理委任 ○議長(石川宏) お諮りいたします。  ただいま意見書が2件議決されましたが、字句・その他整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(石川宏) ご異議なしと認めます。  よって、字句・その他の整理は議長に委任することに決定いたしました。      ◎ 閉会中継続審査の件               閉 会 中 継 続 審 査 申 出 書  本委員会は、調査中の事件について下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定したから、会議規則第103条の規定により申し出ます。  平成14年9月25日                              総務企画常任委員長  濱 田 光 雄 太田市議会議長   石 川   宏 様                        記 1 事  件 請願第25号 在日米軍地位協定の見直しを求めることについて        請願第31号 有事法制三法案廃案の意見書をもとめることについて 2 理  由 なお検討を要するため ○議長(石川宏) 次に、日程第11、閉会中の継続審査を議題といたします。  総務企画委員長から目下、委員会において審査中の事件につき、会議規則第103条の規定によりお手元に配布いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。  委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(石川宏) ご異議なしと認めます。  よって、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。      ◎ 特別委員会継続調査の件               閉 会 中 継 続 調 査 申 出 書  本委員会は、調査中の事件について下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから、会議規則第103条の規定により申し出ます。  平成14年9月25日                         太田駅周辺整備調査特別委員長  竹 内 和 代 太田市議会議長   石 川   宏 様                        記
    1 事  件 太田駅周辺を中核とした市街地の整備事業及び連続立体交差事業等の諸政策について調査研究し、有機的かつ総合的な施策に資することについて 2 理  由 なお継続調査を要するため               閉 会 中 継 続 調 査 申 出 書  本委員会は、調査中の事件について下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから、会議規則第103条の規定により申し出ます。  平成14年9月25日                              合併調査特別委員長  茂 木 義 市 太田市議会議長   石 川   宏 様                        記 1 事  件 本市の合併に関する諸課題について調査研究し、その有機的かつ総合的な施策に資することについて 2 理  由 なお継続調査を要するため ○議長(石川宏) 次に、日程第12、特別委員会継続調査の件を議題といたします。  太田駅周辺整備調査特別委員長及び合併調査特別委員長から、目下、委員会において調査中の事件につき、会議規則第103条の規定により、お手元に配布いたしました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。  お諮りいたします。  両委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(石川宏) ご異議なしと認めます。  よって、両委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。      ◎ 特定事件の閉会中継続調査の付託              閉 会 中 継 続 調 査 申 出 一 覧 表 ┌─────────┬───────────────────────────────────┐ │ 委 員 会 名 │         件               名         │ ├─────────┼───────────────────────────────────┤ │ 議会運営委員会 │ 1 議会の運営に関する事項について                 │ │         │ 2 議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項について    │ │         │ 3 議長の諮問に関する事項について                 │ ├─────────┼───────────────────────────────────┤ │ 総務企画委員会 │ 1 市行政の総合企画について                    │ │         │ 2 行政改革の推進について                     │ │         │ 3 行財政の実態と市有財産管理状況について             │ │         │ 4 市税の適正課税と収納率の向上について              │ │         │ 5 スポーツ学校・芸術学校の運営・充実について           │ ├─────────┼───────────────────────────────────┤ │ 厚生文教委員会 │ 1 住民サービスの向上と生涯学習の充実について           │ │         │ 2 交通安全対策と公共交通体系の拡充について            │ │         │ 3 介護サービスと高齢者・障害者福祉諸施策について         │ │         │ 4 国民健康保険の実態について                   │ │         │ 5 学校教育の充実と少子社会への対応について            │ ├─────────┼───────────────────────────────────┤ │ 産業環境委員会 │ 1 産業基盤の整備及び技術・流通の高度化について          │ │         │ 2 労働力の確保及び勤労者福祉の充実について            │ │         │ 3 観光資源の整備拡充について                   │ │         │ 4 環境の保全及び衛生施設の整備について              │ │         │ 5 下水道施設の整備、維持管理について               │ ├─────────┼───────────────────────────────────┤ │ 都市建設委員会 │ 1 都市計画事業の進捗について                   │ │         │ 2 北関東自動車道の関連施策について                │ │         │ 3 道路及び公園等の整備、維持管理について             │ │         │ 4 公営住宅建設及び大規模開発事業について             │ │         │ 5 水道事業の今後の見通しについて                 │ └─────────┴───────────────────────────────────┘ ○議長(石川宏) 次に、日程第13、特定事件の閉会中の継続調査を議題といたします。  議会運営委員長並びに各常任委員長から目下、委員会において調査中の事件につき、会議規則第103条の規定により、お手元に配布いたしました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。  お諮りいたします。  各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(石川宏) ご異議なしと認めます。  よって、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。      ◎ 閉     会 ○議長(石川宏) 以上をもちまして今定例会の議事すべてを終了いたしましたので、これをもって閉会いたします。                                      午後2時50分閉会       地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。         太田市議会議長    石   川       宏         太田市議会副議長   白   石   さ と 子         太田市議会議員    半   田       栄         太田市議会議員    斉   藤   幸   拓...